Bakery China 2002
2002 第5届中国国際焙コウ展覧会   2002.5.15-5.17   上海光大会展中心
 今回ベーカリーチャイナを視察した、規模的には日本やアメリカで開催される同種のショーよりはかなり規模的には小さいが毎年開催され
るなど発展していく中国を象徴している一面もある。1年ごとに中国は変化し、製パン業界も発展するのであろう。会場は天井が低いあるいは
比較的くらい通路が狭いなどの改善すべき点があるが、多くの人で混雑している様子はエネルギッシュである。
Bakery Chinaは上海の光大会展中心1図で開催された3図が1階部分の平面図で最小コマがう約3m角であるので凡そのサイズは推察
出来様、建物は3階構造で24,000平方米の広さで、今回20カ国以上から400以上の展示がされたとの発表であった。 図2は入り口風景
建物正面左の木立の影にある。図4は会場風景日本の会場とあまり変わりはないが、通路がやや狭い感じであった。2階、3階部分は全体
的に暗かった。
図5は包餡機に熱心に見入る参加者、いずこも同じ展示会風景である。日本人講師の講義もおこなわれて沢山の聴講者でにぎわって
いた。製パン機械類は日米欧の機械が見られた、食品材料メーカーには日本との合弁会社や日本企業の名前も見られた。
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会場で展示されているパン、日本のパンと余り変わらないものが多く並べられていた。外観的には日本の影響は大きいが、使用される
小麦粉の品質の差があり、味や食感はかなり異なる。この他月餅に関する展示が沢山ありこの点は日本のショーとは大きく異なる。
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ケーキの展示もあったが日本よりは大胆なデザインであろう。展示のなかで月餅などの包装容器の展示が目を引き赤や金色などま
さに中国のテーストであろう。今後デザインの問題を解決して包材の輸入は増えるのではなかろうか。
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小麦粉のブースもあった2社とも広東省のメーカのようである。広東省では小麦は取れないと思うのでどこの小麦を使用して製粉をして
いるのだろうか。今後中国のパンの品質は年毎に向上していくのであろう。拙いレポートですが少しでもベーカリーチャイナの雰囲気を
感じていただけたら幸甚です。