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  テクノバ株式会社

ご挨拶

 21世紀も早11年を過ぎようとしております。日本経済はバブルの崩壊以来20年以上低迷を続けております。アメリカの双子の赤字、中国のバブルと地域間格差、イデオロギーの対立から民族、宗教の対立、リーマンショックからずるずるとつづく国際経済の悪化など、国境問題、日本の周囲には問題がたくさんあります。
 しかしそれにもまして憂慮すべきは日本国内の問題です。財政赤字、将来不安などの問題などに加えて、3月11日の東日本の大震災により日本経済の低迷は今後も続くと見られています。そのような環境の中で多くの工場が海外にシフトしました。しかし消費地立地型の食品工場は簡単に海外移転は出来ません。しかも折からの円高にも関わらず、小麦など食料価格は高騰をつづけております。
 このような環境の中で、食品企業はどのように収益を確保していけばよいのでしょうか。個人や企業の生産性が上昇しなければ、国の生産性も向上しません。よりよい日本を作るためには、生産性の向上を図るほかありません。製造業の生産性の向上に非力ながら邁進するつもりです。工場の生産性の向上について何かありましたら、ご遠慮なく声をかけていただければ幸甚です。製造業の生産性の向上のテクノバ鰍宜しくお願い申し上げます。

              テクノバ株式会社              代表取締役  弘中泰雅       

 
会社概要  
商号    テクノバ株式会社           
設立     2000年4月19日           
 所在地     754-1277  山口市阿知須3570−1            
電話番号    090−8233−3225           
FAX番号    (0836)−65−2708           
  代表   代表取締役  農学博士(九州大学) 水産学修士 弘中 泰雅         
        食品工場生産性向上コンサルタント 実績100工場以上
   農林水産省 食品産業戦略会議 専門委員
        食品産業生産性向上フォーラム 企画検討委員長
    食農連携コーディネーター(FACO)登録
  受賞        日本穀物科学研究会賞受賞
         日本生産管理学会賞受賞
     近畿産業経済局 ベストITサポーター賞
     大阪府中小企業支援センター登録アドバイザー
       奈良県登録専門家
        ISO22000審査員補 FSSC22000研修
     元神戸松蔭女子学院大学非常勤講師
 
  主要著書  よくわかる「異常管理」の本 日刊工業新聞社 2011
   ムダなくして利益を生み出す 食品工場の生産管理 日刊工業新聞社 2011
   生産性向上と顧客満足を実現する 食品工場の品質管理 日刊工業新聞社 2012
   モノと人の流れを改善し生産性を向上する 食品工場の工程管理 日刊工業新聞社 2013
   食品工場の経営改革 こうやれば儲かりまっせ 光琳 2013
   食品工場のトヨタ生産方式 日刊工業新聞社  2015
   食品工場の生産性2倍 日刊工業新聞社 2016 
   食品工場の生産管理 第2版 日刊工業新聞社 2018
   
所属学会  日本生産管理学会会員 理事  日本穀物科学研究会 理事
 日本食品科学工学会員     標準化研究学会 
 食品安全ネットワーク会員
   
取引銀行    三菱東京UFJ銀行 難波支店        
事業内容  食品工場向け生産性向上コンサルティング 
 

代表 弘中泰雅のプロフィール

  大学、大学院では「魚肉の冷凍変性、変性抑制物質」の研究を行い水産学修士取得した。その後製パン企業に勤務し研究課長、製造課長を歴任しパン、和洋菓子、麺類などの生産に携わった。現在のAIBの食品衛生プログラムの元になっている米軍ミリタリースタンダードによる工場の衛生管理を担当した。この間食品に関する研究論文も多数学会誌等に著した。(食品科学工学会会員)「生産条件とパンの品質への影響」の研究で九州大学より農学博士を授かる。このころより生産管理に興味をもち、パソコンで材料所要量計算プログラムなど行なっていた。パン技術士、職業訓練指導員免許(菓子科)のほか、公害関連、ガス関連、など工場運営に必要な多くの資格も習得した。
 その後船井電機に移籍、世界初の家庭用製パン器の開発の主要メンバーとして活躍、製パン器用のプレミックス粉を開発し大手製菓メーカーを指導し生産を行なった。米国のオレゴン州の製粉工場でプレミックス粉の生産に挑戦したが、当時の食管法の壁に阻まれ断念した。その後事業部の技術責任者として電子レンジ、製パン器など多くの電化製品の開発生産に携わった。製パン器は年間100万台以上生産し、当時世界シェアの60%に達した。これらの開発のために100を越える特許等を発明考案し、現在日米中で多数が権利化されている。船井電機はトヨタ生産方式TPSの電機産業型システム、FPS(フナイプロダクションシステム)による生産で名高く、効率的な生産について実践習得した。この間、自社の国内外の工場だけでなく、品質・価格などを詰めるためヒーター、モーター、鋳物、プラスティック成形、バネ、プレス、金型、粉体塗装など多くの国内外のメーカーの工場を訪れ幅広い生産の知識をえた。電化調理器開発のため世界中から食材(小麦粉、イースト、プレミックス粉、水など)を集め研究した、海外の食品材料事情にも詳しい。アメリカ、ヨーロッパ、中国などに数十回の海外出張をし、海外経験も豊富である。
 電機産業の先端的な生産性と食品工場の低生産性のギャップを解消するため、生産管理ソフトの開発販売のテクノバを創立した。開発した生産管理ソフト「アドリブ」は複雑な食品工場で稼動している数少ない生産スケジュールソフトとして注目を受けている。食品に対する知識と、電機産業など先端的な生産システムに詳しいことから、顧客から工場の生産性向上のコンサルティングを依頼され、爾来数十の工場の生産性向上のコンサルティングを実施、好評をいただいている。その実績を評価されベストITサポーター賞受賞。アメリカ、ドイツ、中国のパン工場の事情にも詳しい。食品科学・生産管理に関する論文多数。現在月刊食品工場長に「めざせ!、生産性向上」を執筆。
  主要著書                  代表者 弘中泰雅の業績
 
  ムダをなくして利益を生み出す 食品工場の生産管理
  弘中泰雅著  日刊工業新聞社刊(2011.8)
 食品工場の生産性の低さの原因の一つに、生産管理に関するノウハウの欠如があると考えられる。にもかかわらず食品工場の生産管理を正面から取り扱った本がない。このような現状を打破するために有効な参考書。
 食品製造業の現状分析、食品工場の管理に必要な幅広い生産管理の知識、生産性の向上の鍵になる生産管理技術やそれらの実践例など、食品工場の生産管理に必要なノウハウが満載しています。
 ナットク現場改善シリーズ  よくわかる「異常管理」の本
  澤田善次郎監修  弘中泰雅著  日刊工業新聞社刊(2011.7)
 大きな事故や品質不良の多くは突然起こるものだはない。後から思えば、多くの場合何らかの前ぶれ(予兆)があることが多い。この本はその予兆(いつもと何かが違う)に注目して、平常と違う異常状態に気が付き、これに対応することで問題の発生を防ごうというものである。いままでこの種の本はえてして、機械工場を対象にして書かれたものが多かったが、この本では幅広く食品工場を含む多くの工場、あるいはサービス業まで範囲を広げて記述した。